TEAM AYATORI in 博物館こどもDAY(2023年11月5日)

目次

  1. 博物館こどもDAY「昔の遊び特別版~あやとり編~」
  2. 「お星さま」、「四段ばしご」、「かめ」
  3. 参加メンバーの紹介
  4. あやとりブースへの来場者は192名でした!
  5. あやとりショー
  6. まとめ

博物館こどもDAY「昔の遊び特別版~あやとり編~」


2023年11月5日(日)、宮崎県総合博物館にて宮崎県総合博物館と宮崎県埋蔵文化財センターの共催の「博物館こどもDAY」が開催されました。

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宮崎大学農学部からは日向灘に暮らす生物を展示した水族館、日本農業遺産「日南かつお一本釣り漁業」保全推進協議会と南郷町商工会からはかつお一本釣りや疑似餌作成体験、埋文センターからは石器レプリカ作成体験などのたくさんの特別企画が催される中、昔の遊び特別版のあやとり編としてTEAM AYATORIが出展しました。
毎月第1・3・5土曜日(午前9時~午後4時)に定期開催されている「むかしのあそび」の特別企画です。

「お星さま」、「四段ばしご」、「かめ」

今回は「お星さま」、「四段ばしご」、「かめ」の3つの初級の技を準備してきました。

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前日準備中の様子
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入口で展示内容を紹介


「お星さま」は簡単なのにかわいい、みんなが大好きな技です。

「四段ばしご」ははしごの技の中でもやりやすく、完成時のバランスがいいので人気があります。
子どもの頃にあやとりをやった経験のある方だと、最初の2~3手目までをお伝えすると、勝手に手が動いて技を完成させてしまうことがあります。体が覚えていることにご本人が驚かれますが、そういった技のひとつです。
また、今回のあやとりショーで披露した「カヌー」の土台にもなる技です。

「かめ」は初級の技の中で少し難しめなので、チャレンジ技として準備してきました。
博物館内に展示されているアカウミガメのはく製をご覧になったことはありますか?宮崎県はアカウミガメの重要な産卵地になっているそうです。博物館での開催ということで、展示物に関係がある技も入れました。

参加メンバーの紹介

TEAM AYATORIからTAKA、TOMO、YUKI、SHIHO、RIHITO、KAIの6名が参加しました。

メンバー紹介メンバー紹介 – TEAM AYATORIteam-ayatori.jp

KAIは1週間前にTAKAと同じあやとり教室指導員の資格を取得したばかりの上級者です😄このイベントのために鹿児島県から駆けつけてくれました。
RIHITOも実力十分な上級者で、次回のあやとり検定ではあやとり教室指導員の受験を検討中🥰
TAKA、KAI、RIHITOの3人にはあやとりショーで上級技を披露してもらいました。

あやとりブースへの来場者は192名でした!


TEAM AYATORIのメンバーが大活躍でした😆
こんなにもたくさんの方々とあやとりで遊ぶ機会はあまりないので、とても楽しく貴重な経験でした。

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あやとりショー

あやとりショーでは、お話のペープサートからはじまって、それに関わるあやとりの技、時間の流れとともに形を変える連続あやとり、ダイナミックな3人あやとりを披露しました。

あやとりの技が多く確認されている地域のひとつ、ポリネシアには半分は人間で半分は神様の「マウイ」の活躍する神話が多く残っています。
今回はマウイが海から島を釣りあげて、それが現在の「ニュージーランド(北島)」になったというお話をペープサートで表現しました。
※野尻抱影さんの「魔法のつりばり」(『星と伝説』)とスズキコージさんの『マウイのつりばり』を参照しました。

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ペープサートの後、お話に登場するモチーフに関するあやとりの技を披露しました。
マウイの4人の兄達を表した「マウイ四兄弟」、四段ばしごから変形して作る「カヌー」、さそり座の1等星「アンタレス」、マウイがハワイ神話の中でもニュージーランドと同じようにして釣り上げた島「ハワイ島」の四つです。

次に「潮の満ち引き」という連続あやとりを披露しました。
ポリネシアにあるツバルの技です。
水平線から潮が引いてくと岩が現れながら引き潮になり、引き潮から潮が満ちていって岩が減り、元の水平線に戻るという時間の流れを感じさせる技です。
テンポよく岩が増えていく様子に観客の方々にも盛り上がってもらえました。

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最後に長さの違う5本のひもを使って3人でとる「スカイタワー」という技です。「おおー!」、「すごい!」とたくさんの拍手をいただきました。

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まとめ

「あやとりって色々な技があるんですね😃」、「外国のあやとりもすごいですね!」、「楽しかったです👏」など、たくさんのお声をいただきました。
TEAM AYATORIはこれからも世界中のあやとりの技をお伝えしていきたいと考えています。
ご来場いただいた皆様、博物館の方々、その他お世話になった方々、本当にありがとうございました。

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